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  • 執筆者の写真Ryuichiro Ido

第179回 特定非営利活動法人 つなぐ 代表理事・医師 倉本 剛史さん

更新日:8月26日

2024/8/19放送分


地元企業応援ラジオフレフレ天草 放送後記

いつもお聴きいただきありがとうございます。


今回179回目は、スタジオから生放送でお送りしました。

『医療法人かえる会 在宅とつながるクリニック 院長・医師 倉本 剛史さん』です。

1974年7月30日生まれ現在50歳です。


1 業種と業態を教えてください。


在宅医療を主に行う医療機関(診療所)です。

月から金曜まで訪問診療、土日に宮地岳で外来を行っています。おやすみは第4、第5日曜と祝日。深夜の往診なども必要に応じ行いながらいろいろな訪問看護ステーションさんやケアマネさん達とも連携しながらご自宅で安心して過ごせる環境づくりを行っています。


天草下島の中心である宮地岳を拠点に、北は有明の大浦、東は倉岳の浦、西は天草西海岸、南は牛深天附まで広い範囲で在宅医療を提供しています。


2 自社の強みとセールスポイントついて


「今を生きる喜び」を全力で支えます!をモットーに医療の届きづらいところまで安心できる環境を提供できるように頑張っています。


当院が他の医療機関にない特徴として、在宅で行える幅広い検査(血液ガスや心電図)、訪問管理栄養士が在籍しており、ご自宅へ栄養士が伺うことができること、アウトソーシングでご自宅でのレントゲン撮影を可能にしたことなど、地方ではもちろん全国的にも先駆けた取り組みをしています。


3 御社の今後について、事業展開(ビジョン)など


神経難病などで人工呼吸器や胃瘻・高カロリー輸液など家で管理するのがご不安な方々、癌末期で医療用麻薬などで痛みのコントロールが必要になっている方、先天性疾患で医療的ケアが必要なお子さん、認知症で病院受診できない方、いろんな方の支えの一端を担えればと思っております。現在月50名くらいの方のご自宅に訪問させて頂き、昨年は20名の方のご自宅でのお看取りも関わらせてもらいました。


そしてまた、今後の人口減少で地域の消滅も現実的に生じており、その「地域の看取り」も在宅医療の役割として認識しています。事業展開は特に考えていないですが、天草が今後コンパクトシティになっていく過程(2-30年?)において私たちが取り組んでいる在宅医療が必要なものと考えており、それがある意味ビジョンなのかもしれません(その頃には私の役目は終わるでしょうw)。


4 天草について思うこと


元々Iターン(長崎出身)で2006年4月に天草に来てもう18年半、宮地岳に開業して7年半になります。多くの仲間が増えて取り組めることも増えてきて「やりがいのある島」だなと思います。ずっといれるのは周りの人が素敵なことと、ご飯がおいしすぎることでしょうね。


【座右の銘】


Determine that the thing can and shall be done, and then we shall find the way.

(できる!それをやる!と決意せよ。やり方はその後見つけろ。)


リンカーンの言葉です。必要であると感じれば多少腹黒くても戦略的に物事を進めるのが大好きです。


【趣味・特技】  


無駄に手の込んだ肉料理(55℃36時間低温調理のローストビーフなど)


倉本さんの楽しいお話、ありがとうございました。

フレフレ天草をこれからも宜しくお願い致します。







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