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第153回_上天草市市長 堀江 隆臣さん

執筆者の写真: ムス・ラボ|井戸 隆一郎ムス・ラボ|井戸 隆一郎

更新日:2024年5月3日

2024/2/19放送分


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地元企業応援ラジオ フレフレ天草 放送後記

いつもお聴きいただきありがとうございます。


今回153回目もスタジオから生放送でお送りしました。

ゲストは、上天草市長 堀江隆臣さん。1967年5月24日生まれ56歳。


1 上天草市について教えてください。


  • 熊本県の西部、有明海と八代海の接する天草地域の玄関口に位置

  • 大矢野島、天草上島、湯島等の大小約70の島々で構成

  • 総面積約127㎢で、東西約15㎞、南北約28㎞にわたる

  • 人口2万4,285人(2023年(令和5年)12月31日現在)

  • 2004年(平成16年)3月 天草郡大矢野町、松島町、姫戸町、龍ヶ岳町の4町が合併して誕生 

  • 本市のほぼ全域が雲仙天草国立公園に含まれ、日本三大松島の一つに挙げられる「天草松島」や、「龍ヶ岳」・「白嶽」をはじめとする九州自然歩道(観海アルプス)などの景勝地を有する地域

  • 1966年(昭和41年)宇土半島と大矢野島や天草上島などが「天草五橋」によってつながったことで、九州本土と陸続きとなる

  • 主要産業は、 「観光業」「内航海運業」「農林水産業」「観光業」:国立公園としての自然景観や観海アルプスを活かした施設整備など、官民連携して特色のある観光地づくりを進めており、マリンスポーツやトレッキングが人気 「内航海運業」:熊本県内の事業者の約6割が本市に属しており、船舶隻数や船員数も併せて比較すると、国内屈指の徳島県とも肩を並べる産業 「農林水産業」:車エビが漁獲量全国第3位(2017年)、コノシロ(コハダ)が全国第1位(2015年)。柑橘類や花き栽培も盛んで、キンギョソウやカスミソウ等の県内有数の産地

  • 江戸時代初期の「島原・天草一揆」における一揆軍の最高指導者であった「天草四郎」ゆかりの地

  • 大矢野温泉・松島温泉からなる「上天草温泉郷」では、洞窟風呂や「日本の夕陽百選」に選ばれた大パノラマをのぞける露天風呂など非日常の世界を味わえる


2 市長を目指したきっかけはを教えてください。


上天草市が誕生して10年という節目の年に、いろんなことがあり市民の皆様の行政に対する信頼を著しく損なうこととなった。


市としては危機的な状況を迎えていたことから、私は、当時市議会議員であり、行政をチェックする役割を担っている中での一連の事件の発生について、私自身の責任も非常に痛感するとともに、この混乱した市政をいち早く立ち直らせ、信頼回復を果たし、そして再建しなければならないという強い思いのもと、市長選挙への立候補を決意した次第である。


3 市長としての活動、取り組まれていること


上天草市が誕生してから20年の節目の年であり、アフターコロナの時代を迎え、疲弊した地域経済において元の姿を取り戻すことはもちろんのこと、さらに様々な分野において発展させるため、コロナ禍の期間に盛り上がってきたDX(デジタルトランスフォーメーション)やSDGsの取組に力を入れている。


【DXの取組】

行政手続のオンライン化、書かない窓口の確立、証明書等のコンビニ交付、キャッシュレス決済の導入、統合アプリの構築、デジタル食事券の発行、スマホ教室の開催、テレワークの推進 など


【SDGsの取組】

アマモ場の造成等のブルーカーボン創出、慶應義塾大学大学院と連携した子どもたちへの教育 など。


4 上天草市について思うこと


人口減少と少子高齢化が顕著であり、公共サービスに対するニーズは多様化・複雑化している。


現実的にまずは人口の維持を目指しつつ、観光業が基幹産業である天草地域において、TSMC進出や全国的なインバウンドの回復を基点とした観光客の誘致だけでなく、マイクロツーリズムなども大切にしながら、全国的にも関係人口の多い地域としたい。


【座右の銘】


あきらめたらそこで試合終了ですよ


【趣味・特技】


スキューバダイビング



フレフレ天草をこれからも宜しくお願い致します。







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